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にゃー将軍ピアノの思い出を語る

こんにちは、1歳7ヶ月の愛娘チャプちゃんの育児奮闘中のにゃー将軍です。

 

今日は私が13年間習っていたピアノについて語りたいと思います。

 

きっかけは、ねぼけねこ (id:tohost32503)さんのこの記事です。

 

tohost3250303.hatenablog.com

 

お葬式でご自分で演奏された「英雄ポロネーズ」を流すのもいいとな!!

(本気か冗談かわかりませんが)

 

それで、私も英雄ポロネーズは大好きなのですが、自分の葬式でかけるとしたら、どれぐらい練習すれば自分の納得のいく仕上がりになるかとふと考えました。

 

なんとなく10000回ぐらい?と思ったのですが、この曲でなくとも10000回練習したからといって納得のいく仕上がりになったことがあるか?と自問するとないんですよねぇ。

 

にゃー将軍とピアノの出会い

 

にゃー将軍には10歳上の兄がいて、その兄がピアノを習っていて家で弾いていたので、にゃー将軍も幼稚園生(5歳)のときに「私もやりたい!」と言って習わせてもらいました。

 

結局高3まで続けました。

 

両親の期待

 

両親はピアノを習わせるにあたって違った形ですが夢を見ていたようです。

 

父は「将来ピアノの先生にでもなってくれたらいい」と思っていたそうです。

 

少し解説を加えると、「ピアノの先生程度ならそれなりに頑張ればなれるだろうし、そんなに大変な仕事でもないだろうから結婚したあとにも続けられるだろう」みたいな感じでした。

 

なんていうか、ピアノの先生を舐めているというかあんまり尊敬がないというか・・。

 

一方、母はもっと壮大なことを夢見ていて、「ピアニストになるなら、小学生のうちにその決意を固めなきゃいけない。音大に行って留学もするからお金がかかるわ」みたいなことを言っていました。

 

兄の同級生で小学生の時点で物凄くピアノがうまい少年がいて、その子が音大に行ったり留学したりして本当にピアニストになったそうなのですが、その子を意識していて、「息子(兄)は始めるのが遅かったから難しかったけど、娘(にゃー将軍)は幼稚園から習っているし、本人の覚悟次第ではワンチャンあるかもしれない・・!!」と思ってしまったようなのです。

 

母は今もそうなのですが、考え方が極端というか0か100かみたいなところがあって、100を目指すならこうしてこうしてこうしないといけなくて、そうでないなら0よ!みたいな感じでした笑

 

 

両親の期待を受けてにゃー将軍は

 

そんなわけで、父からは「毎日頑張って練習しなさい」ぐらいしか言われなかったのですが、母からは小学生の頃に「ピアノでてっぺんを目指す覚悟はあるのか?」的なことを聞かれました。

 

にゃー将軍は「はぁ?無理だよ。(女優になりたいもん)」と答えました。

 

それで母の夢は終わりました笑

 

なんていうか面白そうだったから始めて、先生に言われた通りの曲を言われた通りに練習して、昨日より今日の方が上手に弾けたら嬉しいぐらいのことしか考えていなかったからです。

 

そして、なんと言ってもにゃー将軍は人前でピアノを弾くのが大嫌いでした。

 

幼稚園の頃は一日30分、小学生のいつからかは一日1時間練習していましたが、毎日こつこつ練習するのは苦にならないし、不思議なことに昨日はどうしてもうまく弾けなかったところが今日は弾けるようになっていたりする感覚は嬉しかったです。

 

でも毎年発表会があるのですが、これは嫌で嫌で仕方ありませんでした。

 

やらなくてはいけないものだと思い込んでいたので、不参加という選択肢は思い浮かばず、毎年発表会の時期は憂鬱でした。

 

だから、母の期待するようなピアニストはもちろん嫌だったし、ピアノに関連する職業っていうのは結局人前で弾かなくてはいけないんだろうからそんなの嫌だと思っていました。

 

音大に入って、ピアニスト以外の職業を目指すっていうことなら今思えばアリだったのですが、それは思いつきませんでした。

 

ピアノを通して得たもの

 

ピアノを小さい頃から習っていたので、小学校とか中学校の合唱のときはいつも伴奏係だったし、自分より上手な子は他にいないと思っていましたが、だからといって自信は全然ありませんでした。

 

なんていうか、「そりゃ弾いたことない人に比べたら毎日練習してる私が上手いに決まってるけど、ただそれだけのこと」って感じでした。

 

なんでそんなに自信がないかというと、いくら練習しても一か所も間違いなく弾くのって絶対無理だったんですよね。

 

絶対にどこか間違っちゃう。

 

聞いてる人は結構わかんなかったりもするみたいですが、自分は完全でないことに気付いているから、頑張っても頑張っても完全にたどり着けないのが面白くなかったです。

 

確か村上龍さんのエッセイで「キューバのあるバンドがすごい、とにかく練習量が半端ない、だから正確性が物凄い」みたいなことを読んだことがあります。

(カッコ内は私の記憶で書いているものです、語彙力が全くなくてごめんなさい、村上さんごめんなさい)

 

そのときに、「あぁ!私ももっと正確性を追求したかったんだな」と思いました。

 

いい演奏には気持ちがこもっていてそれが聞いている人にも伝わるものだと思いますが、私の場合まず完璧に正確に弾けていないのに気持ちも何もないと思っていて、だからそういうレベルには達することはできませんでした。

 

あと自信がない原因の一つに両親があまり褒めてくれなかったのもあるような気がします。

 

例えばチャプちゃんが幼稚園生になって頑張って練習して発表会で演奏できたとしたら、私なら滅茶の苦茶に褒めまくると思うんですが(だって本当にすごいし)、なんかうちの親は当然のことって感じでした。

 

私の親世代はみんなそうかもしれません、最近の親の方が褒めて育てようって意識が高くないですか?

 

まあでも、日々コツコツ頑張っていれば頑張っていない人に対しては圧倒的な差を付けられるというのを感じられたことがピアノを通して学んだことかなと思います。

 

おわりに

 

盛り上がりもオチもないお話でした。

 

ところで、この間実家に帰った時に「英雄ポロネーズ」を弾いてみたんですが(昔弾いたことはあるのですが)、これは初心者には本当におすすめできない難易度の高い名曲ですね笑

 

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チャプちゃんと連弾。にゃー将軍は猫なので猫背です。

 

チャプちゃんにピアノを習わせるという名目で自分の家にもピアノを買っちゃおうかなあ(パパちゃんに相談)。

 

いつか完璧に弾ける日を夢見て練習するのは好きなので、ピアノがあれば時間の許す限り弾きたいなあとか思います。

 

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