こんにちは、2歳の愛娘チャプちゃんの育児奮闘中のにゃー将軍です。
今日はにゃー将軍と実の母との関係について書きたいと思います。
これまでの母との関係
にゃー将軍、これまでの人生、両親にも兄にも愛されて、親戚づきあいはそんなに濃ゆくはなかったですが、まあ恵まれた環境で生きてきたと思っております。
母は優しいというか甘い人で、飾らない性格で面倒くさがりで正直な人です。
仲は良かったとは思うのですが、いわゆる友達みたいな母娘っていう感じではありませんでした。
なんというか、服のセンスも笑いのツボも違ってジェネレーションギャップを感じていたので、小学校高学年ぐらいからは自分の気持ちを本当にわかってくれるのは母よりも友達と思っていました。
でもまぁ感謝して育ちました。
(あれ?なんかこんな書き方したらグレてるみたいですか?)
産後里帰りした3週間がキツかった
そんな良好な関係のにゃー将軍と母でしたが、にゃー将軍がチャプちゃんを出産した後、3週間ほど実家に住まわせてもらったのですが、その日々がなんともしんどかったのです。
産後本当にしんどかったのは以前に記事にしました↓
何がしんどかったかというと、新生児のお世話に不慣れでテンパりまくっていたのです。
そこへきて、母が意地悪な言葉を色々とぶつけてきたわけです。
箇条書きにすると
・「授乳の姿勢が変」
・「おっぱいが美味しくなさそう」
・「お母さんが頼りなくて赤ちゃんが可哀想」
・(オムツ替えで)「モタモタしてるから赤ちゃんが寒そう」
・「赤ちゃんを泣かせすぎ、私は泣かせずに育てた」
書いていてムカムカしてきました。
こういう酷い言動をされて、言い返したかったのですが、ほぼ家事をせずに滞在させてもらっている恩もあるし、なによりマミーブレインでうまく言葉が出てこずにぐっと耐えることしかできませんでした。
と同時に、「お母さんってこんなに意地悪な人だったか!?」と驚く思いもありました。
おそらく、母もいっぱいいっぱいだったのだとは思います。
昭和の感覚の人なので、家事は主婦一人でやって当然、産後すぐの娘と孫の面倒もちゃんと見なくてはいけないと一人で抱え込んでいるのは明らかでした。
今は父も無職でずっと家にいるのですが、「男の人に頼むべきではないし、頼んだとしたって男は役に立たない」という思いが強いのです。
それで赤ちゃんの分は別便で洗濯機を回したりするのもあって、朝の5時に起きて活動していましたが、夜21時ぐらいには電池切れのように寝ていました。
夫と住む家と実家は数駅の距離なので、仕事終わりの夫が赤ちゃんのお世話をしに実家に寄ってくれることも多かったのですが、その夫を客人扱いすることにもエネルギーを消費しているようでした。
例えば夫には、スリッパを出して、お客さん用の食器(家族とは別のやつ)を使って、料理も手を抜かないみたいな感じです。
夫はもう家族なんだからもう気を使わないでと言うのですが、やらずにはいられないようなのです。
それでいて、人の手を借りずに全部やろうとするけど、それに体力がついていかずにキャパオーバーになってイライラした結果、「あぁほら赤ちゃんが泣いてる!もっとちゃんと抱っこして!」とかキレた口調でにゃー将軍に言うのです。
そんなに余裕をなくすぐらいなら、できることだけをやって機嫌良くいてくれた方がずっとましでした。
結局夫の食事は途中から用意しないことになりました。
というのも義母が「あんたも食事をお世話になってるって!? 赤ちゃんのお世話だけでも大変なのに大の大人が手間かけるんじゃありません!」と夫にぴしゃっと言ったのでした。
そして当初予定していたよりは数日早めに実家滞在を終了し、夫と暮らす家に戻りました。
義母のこと
その後、自分の家に帰ってからは昼間はワンオペで育児をしなければいけないので、母によるストレスはなくなったものの、大変な日々は続きました。
その中で義母が美味しい手料理(副菜を何品も)を宅配便で送ってくれて、本当に嬉しくて助かりました。
またたまに電話をくれては「家事は適当でいいのよ。洗濯は夜、○○(夫の名前)にやらせればいいから。掃除なんてしなくても死なないわよ。」と言ってくれました。
赤ちゃんのことよりも、まずにゃー将軍の体調を気遣ってくれました。
あんまり優しいので、母がスパルタだったこと、泣かせすぎと言われたことも愚痴りました。
すると、「あらあら、赤ちゃんは泣くのが仕事なんだから仕方ないのよ。お母さんも初孫だからちょっと張り切りすぎちゃってるのね。にゃーちゃんは立派に子育てできているわよ。」と励ましてくれて泣いてしまいました。
正直に言うと、それまで義母のことは宗教くさい面があるので少し警戒していたりもしたのですが、ここが「実母よりもむしろ義母の方が信頼できるんでは?」と切り替わるターニングポイントになったような感さえあります。
産後2年経って
あんなに母に対して腹が立ったのは、産後すぐのホルモンバランスの影響もあるのかなあと自分の気持ちを観察してきたのですが、それを差し引いたとしてもやっぱりいまだにムカついています。
出産の痛みは人それぞれなので、母は私の辛さをわかっていないのかもしれないとも思いました。
しかし、私が痛すぎたので途中で無痛分娩に切り替えてもらったことを話したところ、母も私の兄(第一子)を産んだときには痛すぎて「帝王切開にしてくれ」と助産師に相談したと言っていました。
「お産の痛みなどは産婦とその母親とで似ている」と聞いたこともあって、「じゃあ、お母さんもあの痛みを経験したからわかるはずなのになんで!? なんで私にこんなに厳しくするの?」と余計に思ってしまいました。
なんていうか、母の私に対する優しさはチャプちゃんが生まれてからは全てチャプちゃんに向かってしまったように思います。
チャプちゃんファーストなのです。
昔、「出産したら夫への愛情がなくなって、全ての愛情が子供にいってしまった」と言っていた友達がいました。
それと同じ感じで、これまでは私に注がれていた愛情が全部チャプちゃんにいってしまったように感じています。
私がチャプちゃんに感じる愛情
子供ができて、親の偉大さを改めて理解するというのはあると思うのですが、逆に今、日々チャプちゃんが可愛くて仕方のない日々を過ごしていると、母からはここまで愛されていなかったような気もしています。
確かにいつもバランスのいい食事を作ってくれていたし、必要なものは揃っていたし、部屋はそれなりに片付いていたけど・・、本当にやる気がでる声かけをしてもらったことがあるかというとないし・・、愛されていると実感を持った出来事も思いつかないし・・。
言葉で言わずとも行動で悟れ、という思いだったかもしれませんが、日々チャプちゃんを見ていると「可愛いね」「大好きだよ」と言わずにはいられない愛しさが込み上げてくるんですよね。
そういうのって母にもあったのかな?
まぁ母も私が2歳児の頃には、頰擦りして猫かわいがりしていたかもしれないですけどね。
今後も定期的にチャプちゃんをじいじばあばの元に連れて行こうと思います。
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