こんにちは、2歳の愛娘チャプちゃんの育児奮闘中のにゃー将軍です。
何年か前から引っ越しを検討していたにゃー将軍ファミリーですが、つい最近内見に行ったおうちに引っ越すことになり、決まったら早いもので、怒涛の申し込み・引っ越し業者選び・諸々の手続きを今やっています。
引っ越し屋さんを選ぶのに、「引越し侍」という比較サイトを使い、その中で数社に相見積もりをとって、一つの業者さんにお願いすることにしたのですが、やっぱり決め手となったのはやり取りをした営業マンでした。
にゃー将軍を唸らせたり、辟易させた営業マンたちのことについて書きます。
相見積もりをとることにしたのは4社
引越し侍では、今の住所と引っ越し先の住所を入力し、移動させる家具・家電などの荷物を全部入力すると、どの業者に依頼するといくらぐらいかというのが表示されるようになっています。
で、やってみてからわかったのですが、ここで表示される金額というのはあくまで概算の金額なので、どの会社も本当に申し込むとなると一回営業マンに家に来てもらって、実際の荷物の状態がトラック何台分かとか、エアコンや食洗機などの脱着も一緒にやるか等を確認してから正式な見積もりが出るようでした。
にゃー将軍は夫と相談して、大手のS社とA社、激安を謳う中小企業のG社とL社の営業マンに来てもらうことにしました。
「今週いつでもいいですよ~」と言ったのですが、結果として、
月曜 S社
火曜 A社、G社
水曜 L社(ZOOM見積もり)
となりました。
S社の見積もり
会社:パンダでお馴染みの業界最大手の引っ越し業者
営業マン:若くて真面目な礼儀正しい青年。引っ越し業界に転身した町田樹さん(元フィギュアスケート選手)のような印象。
我が家に来てすぐ、あまりの散らかりぶりに言葉を失ったようでしたが、持参した布の上に荷物を置いて、コートを着たまま荷物の確認に入っていました。
チャプちゃんは営業マンがくるなり、「オムツ替えて」と言ってきたので、替えました(それまではオムツ替え拒否だったのに、なんでやねん)。
営業マンはチャプちゃんにも爽やかな笑顔と優しい声掛けをしてくれ、チャプちゃんはすっかり懐いていました。
そして最後にソファに座って、この業界の話からS社がいかにスタッフの研修に力を入れているかを語っていきました。
曰く、引っ越し業者というのは何千社とあり、中には雇ったばかりのアルバイトを現場に向かわせて、お客さんにも手伝わせてなんとか引っ越しが成立するようなところもあるが、弊社のスタッフは知識・経験共に豊富であり、素早く、物や壁などを傷つけない最善の方法で作業を行います。
格安の会社と比べると値段としては高くなってしまうかもしれませんが、絶対に後悔はさせませんよ!
と持参した超小型プリンターで見積書を印刷し、チャプちゃんを
「すご~い!!」
と興奮させて帰っていきました。
確かに大手の方がトラブルは少なさそうだよなぁと思ったにゃー将軍でした。
A社の見積もり
会社:サンドウィッチマンでお馴染みの大手引っ越し業者
営業マン:エリアマネージャーの肩書を持つ、必要最低限の言葉数で納得させる技術を持つ50代ぐらいの営業マン。テレビ朝日「相棒」の杉下右京さんのようなイメージ。
第一印象は真面目で堅そうな雰囲気でしたが、我が家に入って、一つの部屋の荷物を一緒に確認していると早速チャプちゃんが「うんちがでた」と言うので、オムツを替えていると、その間にその他の部屋も全て目を通したようで、
「(チャプちゃんに)スッキリしてよかったですね。(ママに)お部屋全部見させて頂いたので、見積もりを作りますね。」
と激早の見積書作成だったのでした。
この営業マンも持参した小型プリンターで見積書を印刷してくれたのですが、あまりの速さにチャプちゃんも喜ぶ暇がありませんでした。
そして、自社のカタログを取り出して、自社が特許を持っているという「エコ楽ボックス」でいかに楽ちんに荷物の梱包ができるかということ、エコ楽ボックスの食器ケースならどんな形状のお皿も収納できて、なんと簡単すぎるので子供でもできるとチャプちゃんを見ながら言うのでした!(いくらなんでもチャプに皿は任せられないよ…)
そして、ここからがすごくて、
「見積もりはこちらです。他にも相見積もりをとっているなら、他社はもっと安く出してくるでしょうね。そしたら連絡くれればうちもそれぐらい下げれるようにしますから。弊社のサービスの良さはご存知ですよね、後は金額だけでしょうから、そこもどうにかしますから見積もりが出揃ったら連絡ください。」
とS社より7万円ほど安い金額を提示して、風のように帰っていったのでした。
にゃー将軍、この時点でほぼほぼこのA社にしようと心を持っていかれてしまいました。
というのもエコ楽ボックスでサンドウィッチマンが引っ越し準備をしている写真を見て、当日はスタッフさんが服や靴は梱包してくれるそうだし、なんだかA社なら楽に引っ越しができそうだなぁというイメージが持てたのです。
それに「できることなら大手に頼みたい、でも値段がね…」というにゃー将軍を見透かしたような右京さんの対応に、「この人はわかってくれてるから話が早い!」と思ったのです。
右京さんは「明日までは待てないけど、今日なら遅い時間でも連絡くれれば手配するから、明日のもう一社の相見積もりはやめてうちにお決めなさいな。」というようなことを暗に示していったのでした。
にゃー将軍、確かに2社の営業マンを迎えた時点で、実は「4社目はもういいかな…」という気持ちになっていました。
だって自宅に人が来るって結構気を遣うし、なんせ妊娠中で集中力もないし疲れやすいし、この、サービスが良さそうな大手が激安の会社並みに値段を下げてくれるんならもうそこでええやん…となってきたのでした。
G社の見積もり
会社:我々が住んでいる場所らへんの地域密着型で、大手では出せない激安価格で請け負ってくれる会社。
営業マン:元ヤンを思わせるちょい悪オヤジ風。声が大きく、情熱とお客様を思う気持ちは負けない!という引越業界のつるの剛士さんみたいな人。
元気にやってきたつるのさん似の営業マンさんでしたが、にゃー将軍の第一印象は悪かったのです。
というのも煙草クサっ!!
妊娠中は余計に敏感になるものですが、第一声であんなに煙草臭いということはここに来る前どんだけ吸ったんだ…と思わせる、正直にゃー将軍がクラクラくるぐらいのヤニ臭さでありました。
そして「腰パンしてる…?」と思わせるダボっとしたスーツの着こなしに、「あぁ、やっぱり大手とは違うなぁ」と思ってしまったのでした。(大手の二人はスーツをカチっと着こなしていました)
でも、チャプちゃんの評価は断然この人が高く、玄関から入る前にハイタッチをしていました。
そしてにゃー将軍と一緒に部屋を回って、見積もり書を作ってくれましたが、見積もり以外に追加でかかるかもしれない料金は先に来た2社と大体同じのようでした。
そしてこのつるのさんの喋ること喋ること…
この会社が我々家族の為に頑張ってくれそうなことは痛いほどわかりましたが、3人目の営業マンであること、もう夕方であったことなどもあって、にゃー将軍は正直、
「早く帰ってくんないかな…」
と思ってしまうのでした。
そして出してくれた見積もりの金額はA社より5万円ほど安い金額でした。
そうかぁ、激安の引っ越し社でも大手のA社より5万円しか安くないのか…右京さんならこれぐらい下げてくれるかもしれない…
結局4社目はキャンセルし、A社に決定! 決め手は滞在時間
結局、G社から提示された金額をA社の右京さんに伝えたところ、その金額まで下げてもらえることになり、夫にも相談の上、A社にお願いすることにしたのでした。
後で考えてみると、決め手は営業マンの滞在時間の短さでした。
S社:1時間
A社:30分足らず
G社:1時間半
どんなに巧みにセールストークをしてもらってもね、聞く方がそんなに集中力も体力もないですから。
S社のセールストークでS社がすごいということはわかったものの、引っ越しの情景は見えていなかったのですが、A社の右京さんはにゃー将軍に「ここに頼めば楽できそう」と思わせることに成功し、ネックとなる値段の問題も解決することを約束して、後は余計なことを言わずにさっと帰ってくれたのでした。
このさっと帰ってくれるところが妊婦にとってはありがたかった。
そしてG社はね…妊婦の前にヤニ臭い男が現れてはダメよ…生理的に嫌悪感が湧いてしまうのよ…。
そんなわけで、A社の営業マンの営業力に舌を巻いたというお話でした。
おまけの営業マンの話
ところで、冒頭で我が家は数年前から引っ越しを検討していたと書きましたが、我々夫婦の考えとしては、「今より家賃がいくらか上がっても構わないから、もうちょっと家としてグレードの高いところに住みたい」という要望がありました。
その要望を持って、何年か前に不動産会社に行ってみたことがあるのですが、長い時間をかけて2,3軒の家のデータしか示してくれず、それが「値段だけは上がるけど、今と比べて大して良くならなさそうな物件」だったので、夫婦揃って今の家の良さを再実感して帰ってきたことがありました。
でもそれって営業マンとしては最悪ですよね、鴨がネギ背負ってやって来てるのに、そのまま自宅に帰しちゃってますから。
終わりに
そんなわけで引っ越し業者選びは終えたにゃー将軍ですが、引っ越し本番は今月末予定であります。
頑張って引っ越しを終わらせたいと思います!
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