恥ずかしながら おかわりを

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チャプちゃん、出産に立ち会うも微妙に間に合わず

 

こんにちは、3歳のチャプちゃん・0歳のちびチャプちゃん(仮名)の母親業奮闘中のにゃー将軍です。

 

4/30にちびチャプちゃん(仮名)は生まれたばかりです。

 

 

ちょっとまだニックネームが決まってないので仮にちびチャプちゃんと呼ぶことにします。

 

この、ちびチャプちゃんが生まれた日のことを書きます。

 

 

夜中に陣痛開始

 

ちびチャプちゃんの出産予定日は4/23だったのですが、過ぎても生まれる気配がなく、このまま生まれなければ5/1に入院して促進剤を使って陣痛を起こすということになっていました。

 

チャプちゃんが生まれたときも出産予定日を一週間以上過ぎてから促進剤を使っての出産でしたが、31時間の難産でとっても大変でした。

 

このとき、陣痛の痛みに耐えきれず、途中で無痛分娩に切り替えてもらったのですが、後日友達から

「促進剤を使うと急に陣痛が加速するから余計痛いって聞いたことがあるよ。」

と言われて、

「なぁ~にぃ~??!!」

と思っており、促進剤を使わない出産の方が痛くないのではないかと期待し、そうなればいいなぁと夢見ておりました。

 

そこで陣痛が自然にくるように、ボートを漕いだり、住んでいるマンションの最上階まで階段で上って下りたり、地味な活動を続けておりました。

 

 

そんな努力が実り、4/30に日付が切り替わった2:30頃お腹がグイグイとした痛みを感じ始めました。

 

しばらく耐えると痛みは止むものの、また10分ほどすると同じ痛みがくるので、これは陣痛っぽいと寝ていた布団から這い出し、トイレに行ってから病院に電話をしようとしたところ、パンツが濡れていて「もしかしたら破水もしているかもしれない…!」と着替えようとするとさらにおまたから水が垂れました。

 

病院に電話して状況を伝えると「すぐに来てください」ということで、夫にも伝え、チャプちゃんを叩き起こして、車で向かいました。

 

チャプちゃんはそんな時間に起こされるといつもなら激怒するはずなのですが、今日はママの様子が違うことがわかったのでしょう、ウキウキした感じで車に乗り込みました。

 

夫とチャプちゃんは一時帰宅

 

病院に着き、助産師さんに診てもらったところやはり破水しているとのことで、そのまま入院になりました。

 

でも陣痛の痛みの強さにしても、間隔にしても、まだ当分はかかりそうなので、夫とチャプちゃんは一旦帰宅することになりました。

 

この時点で助産師さんからはこのお産は無痛分娩にはできないかもしれないと告げられました。

 

というのもこの病院での無痛分娩は「自然無痛」と「計画無痛」と呼ばれる二種類があり、この日(担当の医師がいる日)に産むと決めてその日に促進剤を使って陣痛を起こし、麻酔もするのが「計画無痛」なのに対して、自然な陣痛を待ち途中で麻酔をするのが「自然無痛」でした。

 

この「自然無痛」の場合、曜日や時間帯によっては麻酔を打てる医師がいないので自然分娩になる可能性もあることは聞いていました。

 

そして、にゃー将軍に陣痛がきたのがよりによってゴールデンウィーク中の深夜ですから、最も無痛分娩ができなさそうなタイミングでした…。

 

でもそれを聞いてもにゃー将軍は「そっかー」という感じでした。

 

というのもチャプちゃん出産のときは無痛分娩にしたものの滅茶苦茶痛かったし、麻酔を打っても打たなくてもあんまり変わらないんじゃないかという思いがありました。

 

 

 

 

それからにゃー将軍は陣痛の間隔をアプリで測りながら、TVerでかまいたちの番組を観たり、andymoriの音楽を聴いたりしながら陣痛に耐えました。

 

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6時頃には陣痛間隔が3,4分になり、いよいよだということで分娩室に移動し、夫とチャプちゃんを再度呼ぶことになりました。

 

この頃には痛みも増していて、アプリに記録する余裕もなくなりました。

 

チャプちゃん出産のときには分娩室に移動してからはあっという間に生まれました。

 

31時間かかった中の30時間55分はにゃー将軍は助産師さんと二人三脚で乗り切り、最後の5分で医師やら追加の助産師さんやらと一緒に夫がリラックスした様子で現れ、「生まれる瞬間のクライマックスだけ、やたら人がいっぱいいるやんけ」と思ったのを思い出しました。

 

チャプちゃん分娩に飽きてしまう

 

ところが、今回のお産は分娩室に入ってからが長かったのでした。

 

夫とチャプちゃんも到着し、陣痛の激痛に耐えているところをチャプちゃんも見学しました。

 

「ママ、大丈夫?」

と言ったり、

「ママ、頑張って!」

と言って足をさすってくれたりしました。

 

陣痛の痛みの波がきているタイミングで、握りこぶしを股間に押し当てると少し楽になるということを助産師さんに教わって、夫はそれをやってくれたりしました。

(それで実際少し楽になりました。)

 

この時には痛みが強すぎて、痛みのピークのときには

「いたあああぁぁぁーーーーーーい!!!」

と絶叫していました。

 

「痛い」と言ったところでどうにもならないのはわかっているのですが、痛いことを表明し、助産師さんなり夫なりが「そうだね、痛いね」とか「もうすぐだよ」と応えてくれると、いくらか気が紛れるというか、報われる感じがしました。

 

しかし、この極限の痛みが続くのにまだ生まれることはありませんでした。

 

段々チャプちゃんが飽きてきて、

「なかなか生まれないねぇ」

と言ったり、

「パパ、これなあに?」

と分娩室にあるものをいじったりし始め、しまいにはグズりながら

「パパ、帰ってねんねして、起きて朝ごはん食べよう?」

とパパを引っ張って帰ろうとするではありませんか。

 

眠たいのはわかるけど、なんで起きて朝ごはんまでがセットなんや…と思いつつも、痛みが激しくとても突っ込める状態ではありませんでした。

 

そして夫も

「もう2時間もこの状態で、チャプは限界だよ。助産師さんの様子見てもまだ生まれる感じじゃないし、一旦外に出てチャプの気分転換をしてくるよ。」

と言って、2人は出て行ってしまいました。

 

にゃー将軍は(ええぇ? パパちゃんが股間を押してくれるので結構楽になってたのに、帰っちゃうの?)という気持ちと(そうだよなぁ、本当は寝ているはずの時間にこんなことに付き合わされてチャプちゃんは辛かろうな…)という気持ちで、でも痛すぎて何も言えなかったのでした。

 

担当の助産師さんは他にも色々仕事があるようで、いたりいなかったりしていたのですが、帰ってきて2人がいないので、「あれ?ご主人たちは?」と聞かれましたが、(こっちが聞きたいよ…)という気持ちもやはり痛すぎて言葉にできなかったのでした。

 

 

 

屈辱のポーズで赤ちゃんの向きを変える

 

その後も痛みに悶えて叫び苦しんでいましたが、助産師さんが別の部屋に行ってしまっているタイミングではにゃー将軍は本当に一人で、心細かったです。

 

そして、助産師さんからは

「赤ちゃんの向きがよくないから難航している、向きを直す作業をやってみましょう!」

と衝撃の事実を告げられました。

 

助産師さん曰く、赤ちゃんは逆子なわけではなくて上下は正しいんだけど、前後というか、顔がお母さんのお腹の方を向いている状態で、それだとスムーズに生まれてこられず、お母さんの背中の方を向いている状態にしたい、ということでした。

 

それでその作業とは分娩台の上に四つん這いになって、お尻を上に上げた状態で陣痛に耐えるというものでした。

 

助産師さんが持ってきてくれたクッションに顔をうずめながら、お尻を突き上げて、叫び苦しんでいるのはまさに拷問でした。

 

赤ちゃんが向きを変えることが影響しているのか、痛みは陣痛の度にグイグイとますます強くなり、本当に(死ぬぅー無理ぃぃぃーー)という感じでした。

 

振り返ってみると、この作業が一番辛くて痛かったのでした。

 

そういうのを1時間ほど続け、赤ちゃんの向きが直ったと言ってもらえました!

 

そして担当の助産師さんが夜番から朝番に交代し、新しい助産師さんになったぐらいから

「そろそろいきんでみましょうか」

という話になり、バタバタと本当に生まれる感じになってきました。

 

そろそろ生まれそうな雰囲気に、気持ち的にはちょっと楽になったのですが、痛みは相変わらずとんでもないレベルで、助産師さんから「ご主人たち呼びますか?」と言われても、それに返すことができない時間がありました。

 

再度助産師さんに「ご主人どうする?」と聞かれたタイミングでやっと答えられ、スマホを取ってもらって「うまれそう」とLINEしたところすぐ既読になりました。

 

それから休日担当の医師が現れ、赤ちゃん担当の助産師さんも現れ、何度かいきむことで赤ちゃんが段々出て行って、

「赤ちゃん挟まってますよ、次の呼吸で出ますよ」

と告げられ、もう一度全身全霊の力を込めていきんだところ、

「もう大丈夫ですよ、こっちを見ていてください」

と言われ見ていると、助産師さんが引っ張り出してくれ、にゅるっと出ていく感覚があり、赤ちゃんが視界に現れ、元気に泣いてくれたのでした!

 

にゃー将軍は本当に安堵して、拷問が終わったことを喜びました。

 

それからほんの1分ぐらいで、夫とチャプちゃんがわいわい能天気に現れ、

「今生まれたところですよ」

とか言われて、チャプちゃんは

「赤ちゃん可愛い~!!」

と言って喜んでいました。

 

生まれたちびチャプちゃんはほぼチャプちゃんと同じ顔をしていましたが、チャプちゃんが31時間かかって生まれてきたので生まれたとき顔がむくんでいたのに対して、ちびチャプちゃんは涼しい顔をして生まれてきた感じがします。

 

それから若干チャプちゃんの方がたれ目でちびチャプちゃんの方がつり目のようです。

 

チャプちゃんもちびチャプちゃんもとってもとっても可愛いです♡

 

チャプちゃん生誕の際の夫の立ち合いは本当ゴールテープを切る瞬間だけいてくれた感じでしたが、今回のお産での夫とチャプちゃんの立ち合いは、1がスタートで10がゴールだとすると、6.7.8ぐらいを一緒に過ごしてくれた感じでしょうか、お母さんが苦労しているところをちゃんと見てもらえたので、まぁそれもいいかなと思います。

 

色々あってやっぱり出産はきつかったですが、可愛い娘が2人になりとっても幸せであります♡♡

 

 

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