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パパチャップ入院する~みぞおちの痛みの原因は難病の自己免疫性膵炎でした~

こんにちは、にゃー将軍です。

 

以前にパパチャップが謎の痛みで救急搬送されたものの、どこも悪くなく痛みが続いていることを書きました。

 

 

semotaregahikui.hatenablog.com

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その原因が1ヶ月ほど通院を続けて、どうやら「自己免疫性膵炎」という難病に指定されている病気らしいということがわかってきました。

 

らしい、というのはまだ確定診断ではなく、この間膵臓の組織を取って検査に回してもらっているのですが、その成分を確認できて初めて確定診断となるということでした。

 

自己免疫性膵炎にたどり着くまでの経緯を書きます。

 

当初、(本人の感覚では)胃が痛いということで大学病院に行き消化器科で胃カメラ検査もしましたが、胃や食道には問題はなかったので、消化器科の問題ではないということで、呼吸器科に回されました。

 

呼吸器科では肺に少し水が溜まっているので、その原因を調べる為の検査を色々とやりましたがその結果が出るのに1,2週間かかるので結果が出る頃また来てくださいということでした。

 

抗生物質が処方され、これを飲んでいるうちに肺の水は減っていくだろうということでした。

 

しかし、元々痛くて仕方がなくて病院にかかっているのに検査結果が出るまで耐えるのがしんどくなり、予約の日を待たずにまた病院にかかりました。

 

そこで、今結果待ちの検査以外にも色々と検査をしてもらい、その結果が出る頃にまた来てくださいということになりました。

 

しかし、また同じように次の予約を待っていられない程の痛みでまた受診する、ということを繰り返しました。

 

検査は消化器科と呼吸器科の両方でやっていて、パパチャップの感想としては、消化器科と呼吸器科がダチョウ倶楽部のように『どうぞどうぞこちらは問題ないですから』『いやいやこちらも大したことないですから』と譲り合っていて、その真ん中でパパチャップは半泣きで『どっちでもいいから楽にしてくれ・・』と思っていたそうです。

 

最初に病院に行ったときから痛み止めは処方されていて飲んではいるのですが、痛みは引かずに、かといって一日中痛いわけではなくて波があるので、痛み止めが効いているのかもと思ったり、やっぱり全然効いていないとなったり、パパチャップは段々会社を休みがちになり、休んだ日はほぼベッドで寝ていました。

 

にゃー将軍としては痛いと言っているパパチャップを見て可哀想に思っていましたが、お医者さんが今すぐ治療する箇所が見つからないと言うんならそれが正しいんだろうし、抗生物質が効いてじきに治ってくれるといいなあと思っていました。

 

こういう状態だということは義両親にも報告していましたが、義母がしきりに「私の妹が膵臓がんで亡くなった。医者にはずっとかかっていたが膵臓がんはわかりにくいので見つかったときには手遅れだった。」という話をして、「親族に膵臓がんで亡くなった人がいることを医師に伝えるべきだ」と再三言われました。

 

それはパパチャップからお医者さんに伝えたようですが「ふ〜ん」というリアクションだったようです。

 

そして、病院に行っては検査を繰り返して1ヶ月ぐらい経った日にまた痛くて通院したところ、今回は入院になりました。

 

結果待ちになっていたものの結果が出て「アミラーゼの値が高い」ということで、これは膵臓に炎症があるときに数値が上がるということでした。

 

そして膵臓の検査をするには入院する必要があったようです。

 

膵臓がんだったらどうしようという不安と、でもいつも夜に痛みが強くなることも多かったので、入院して医療スタッフさんがそばにいてくれる方が安心な気もしました。

 

そして入院し、入院2日目にMRI検査をしたそうです。

 

入院前に一度胃を見るために胃カメラ検査をしましたが、その体験は相当辛かったようでしたが、入院3日目には今度は膵臓を見るために胃カメラ検査をしました。

 

今度もまた辛かった?と聞いたところ、今度は寝てしまったのかよく覚えていないような、あれどうだったっけ?みたいなリアクションでした。

 

入院前に私たち夫婦は『水曜日のダウンタウン』で「打ち合わせ中、隣の部屋からカレーの匂いを送り続けたら、その後全員カレー食う説」を観ていて、カレーの匂いで意識が朦朧とするトム・ブラウンみちおさんに爆笑したのですが、パパチャップは「あのときの、みちおと同じ感じだ」と言っていました。

 

 (この記事で話題にしている説は入ってないです)

 

そして入院3日目の夕方、にゃー将軍は病院に呼び出され、『MRI胃カメラ検査の結果を総合して、自己免疫性膵炎ではないかと思っている。しかし膵臓がんの可能性も否定できないので、それをはっきりさせる為の検査を引き続き行う』ということでした。

 

にゃー将軍としては「がんでないならよかった!」という気持ちで、喜んで帰ってきましたが(お医者さんの口ぶりからして十中八九自己免疫性膵炎で間違いない感じだったので)、自己免疫性膵炎という病気も治療に時間がかかり、治療に使われるステロイドの副作用があることや、ステロイドをやめた場合の再発の可能性もあることなど、結構大変な病気なようです。

 

また今度自己免疫性膵炎という病気についてまとめて記事にしたいと思います。

 

とりあえず、今すぐ死にそうではなく、来週には退院できそうです(入院期間は結局3週間ぐらいになりました)。