恥ずかしながら おかわりを

アクセスの多い記事はカテゴリー「ヒット記事」にあります。

このボタンを押すとランダムで記事を表示します→

当ブログは広告により収入を得ようとしています。収益の一部を日本赤十字社に寄付しています。

容姿で判断されるということ

こんにちは、にゃー将軍です。

 

news.yahoo.co.jp

 この記事を読んで思い出したこととかを書こうと思います。

 

私は昔役者をしていました。

Vシネマとか自主映画、下北沢で舞台に出たり、CMにエキストラで出たり・・まぁ大した成果も残せないまま辞めました。

小さい頃の夢っていうよりは、30歳近くまで頑張っていたので、結構最近までやっていた感じです。

それで、当時初めて会った人とかに「何してる人ですか?」っていう感じの質問をされたときには「役者志望です」と答えていました。

女性なので’女優’と言えばいいのかもしれませんが、それはなかなか言えませんでした。

「じょ、女優!?笑」という風に笑われるのが嫌だったからです。

女優さんというと、北川景子さんとか新垣結衣さんとかとんでもない美貌の人を想像する人が多いので、ちんちくりんのにゃー将軍が「女優やってます」とか言うと冗談だと受け取られることもありました。

でも綺麗な人だから女優になるわけではないですよね。

俳優の本質は演技であるはずなのに、そこで評価されたり批判されたりっていうことって本当にあまりないと思います。

映画にしろ舞台にしろ、その登場人物は老若男女色んな人が必要なわけですから、ブサイクや年寄りが演技を勉強したって全然いいはずなんですけどね。

少し前ですが、明石家さんまさんのバラエティ番組にある女優さんが出たときにどういう流れかは忘れましたが、女優さんが何か発言したんですね。

そしたらさんまさんが間髪入れずに「さすが女優さんはやっぱり綺麗だからそう思うんや」というようなことを言ったんですよ。

綺麗だからって関係ない場面なんですけどね。

女優がきたらこうイジろうと決めている感じでした。

綺麗なことも込みだとしても、いい仕事をしているから今の地位を築いている女優さんだと思うんですけど。

(さんまさんのことは基本的には好きですがそこはちょっと気になったので)

でも、俳優っていうのは見た目がもろに画面に大写しになったりするわけで、やっぱり美醜が印象を左右する面もあるとは思います。

私も自分が演技を学んでいるときにも「もっと実力で見てほしい、もっと実力のある人が評価されて欲しい」と思いながらも、さりげなくつけたテレビであんまり外見が好みでない人が出ていると「なんでこいつ売れてんの?」みたいに平気で言っていました。

でもテレビってそういうものですもんね、本質を見極めるためにつけるものではなくて、なんとなく暇つぶしのためとか、リラックスするためとか、朝の時間だと時間の確認のためにつけっぱなしになってたりしますもんね。

なので、芸能人は外見で好かれたり嫌われたりすることも含めてやっていかないといけないのかもしれません。

 

でも冒頭の記事での上原浩治さんは超一流の元プロ野球選手なわけです。

実力も経歴もピカイチな方です。

そういう方に対する尊敬があまりにもないと思います。

この記事で批判されているコラムを書いた批評家さんは83歳だそうですが(ブコメで知りました)、この人に「何か嫌いな顔だなあ、批評家にも美形はいるもんだけどねぇ。・・・こう言われてどう思いますか?」とか言ってやりたいです。

(性格の悪いにゃー将軍が前面に出てしまいました、失礼)

 

内面を全く知らない人に対して、外見で何かしら印象を勝手に抱くことはあるとは思いますが、そういうのは自分の内に留めるとか、親しい人との雑談程度にしか出すべきではないと思います。

 

そもそもを言えばですよ、外見が麗しく生まれたことって全然偉いことではないはずなのに、それを持て囃しすぎな風潮があると思います。

美男美女に産まれたことは単にラッキーなことであって立派なことではないのに。

徳を積んだから美しく産まれたわけではないし、悪いことをしたから不細工になるわけじゃあないじゃないですか。

生まれ持った目鼻立ちを褒めるのではなく、肌や髪を美しく保つだとか、太りすぎ痩せすぎにならずに筋肉を適度につけるだとか、より美しくある為の努力をしていることの方を褒めるべきと思います、褒めるとするならば。(まどろっこしい)

ついでに白状すると、にゃー将軍は美容整形をしたことがあります(突然のカミングアウト)。

私の場合の整形した動機は「今のままでも十分可愛いけど、芸能界でやっていくにはもっと上を目指すべきだ」というものでした。

でも、整形に対しても世間の目は厳しいですね。

元々美人に産まれた人へ対するリスペクトをすごく感じます。

ネットでも芸能人の卒業アルバムとか晒されてますよね。

子供時代の写真からすでに整った顔をしている人は本物で、なんか昔の写真と違っている人はいつ、どこをどういじったのか?みたいな話になったり。

生まれつきの美人は尊くて、整形美人はずるい、みたいな。

まあでも天然物の方がありがたいという感覚はわかりますが。



だらだら書いてしまいましたが、でもこの美男美女を崇めるような考え方をする人、年配の人に多いのかなぁ、とかこれもブコメを見ていて思いました。

テレビの有名人とネットの有名人だとネットの方が実力で評価されているように感じますがどうでしょう。

今の10代とかってあんまりテレビ見ないそうですけど、Youtubeも配信者の容姿というより、やってる内容・言ってる内容の方が重視されてるんじゃないかな、とか思ったりしました。

Youtubeあんまり見ないので詳しくないんですが(詳しい人にYoutuber勢力図とか教えてほしい)

 

最後に、演技の勉強をしていたこともあるにゃー将軍から見ても女優の演技が素晴らしい作品を貼っておきます。

 

www.amazon.co.jp

この作品の中の安藤サクラさんの演技には震えました。

この人は外見が綺麗なだけじゃないですね!

 

にほんブログ村 子育てブログ 女の子育児へ
にほんブログ村

 

 おわり