恥ずかしながら おかわりを

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「松丸家の育て方」を読んで思ったこと

 

こんにちは、2歳の愛娘チャプちゃんの育児奮闘中のにゃー将軍です。

 

最近、子育てに関する本を何冊か読んだので、それを踏まえて今後どう子供と向き合っていこうか考えたことをまとめようと思います。

 

 

松丸家の育て方とは

 

 

メンタリストDaiGoさん(長男)、ナゾトレでテレビにも沢山出ている亮吾くん(四男)を含む、今それぞれの分野で大活躍している松丸家の天才四兄弟を、両親はどうやって育てたのか?という本です。

 

読んだ感想

 

お母さんは末っ子の亮吾くんが高校生のときに亡くなっているのですが、かなり教育熱心で子育てに情熱を注いでいた方だったようです。

 

一方お父さんは、「子供が四人も生まれて妻が家事と育児で手一杯になり、あまり構ってもらえなくなったので、友達や同僚と遊びに行くことが増え、家を空けることが多くなった。その結果『子供がある程度大きくなったら離婚したい』と言われたこともある。」というエピソードもあるように、典型的な(?)家事育児を妻に丸投げ夫の側面が感じられ、四兄弟が優秀に育ったのはひとえにお母さんのお陰だろうなぁと思いました。

 

ただ、そのお父さんの稼ぎによって、四兄弟の中学受験の為の塾も含めて、全員が大学に進学する学費を賄っているわけですから、相当な経済力がある方ですし、天然なエピソードも盛り込まれていて親しみが持てます。

 

ご両親が共に、「遊び」とか「部活」よりも「お勉強、いい大学に入ること」を優先している感じだなぁと思いました。

 

見習いたい部分

 

お父さんのエピソードは、「ちょっとそれどうなの」と思うところもあったのですが、お母さんのエピソードが本当に素敵な人だったんだろうなぁと思う点が色々ありました。(そういう風に読者が思うように書いているのかもしれませんが)

 

ママが反省する

 

子供の成績が悪かったときなどは、子供を責めるのではなく、

「私の教育が悪かったんだわ、どう変えたらいいかしら」

と考えるお母さんだったそうです。

 

なので、お母さんに笑ってほしくて子供たちが頑張った、という面もあるようです。

 

わざと間違えているわけでもないのに、

「なんでできないの?」

「こんな問題も解けないの?」

みたいなこと言われたらムカついちゃいますよね~。

 

自分の子供を他人に向かっても褒める

 

「うちの子は本当に数学が得意なの。難しい問題もできちゃうのよ。」

的なことをご近所さんに話したりして、本人は親からではなく、周りの人からの伝聞で

「お母さんは僕に期待してくれているんだ。」

ということを感じたというエピソードがありました。

 

これはにゃー将軍、すごく羨ましいなぁと感じました。

 

というのも私の母は滅多に褒めてくれない人で、10年以上続けたピアノの腕前も上手と言ってもらったことがないし、小中学校の通知表はなかなかよかったと思うのですが、

「ふ~ん、まあこんなもんでしょ。」

っていう感じでした。

 

なんだったら、「他の子と比べてこういうことが得意かもしれない!」というものを見つけた時点で、先回りして

「調子に乗るんじゃないわよ。あんたぐらいのレベルは山ほどいるんだからね。」

ぐらいのことを言われたりしました。

 

そうするとシュンとしちゃうんですよね…。

 

そういう時、父は

「でもこのまま努力を続ければ、もっとすごいことになるかもしれないぞ!」

という感じのことを言ってくれる人だったので、そこに救われてはいましたが。

 

まぁこれは世代的な傾向もあるんだとは思います。

 

自分の子供を「愚息」と言ったり、「うちの子は何にもできなくて…」っていうのはよくある話だと思いますし。

 

 

 

私が赤ちゃんの頃、母は私のことをすごく可愛いと思っていてくれたそうで、ママ友に向かって、

「見て、この子、正面から見ても横から見ても、どこから見ても本当に可愛いの!」

と言ったところ、場がシーンとしてしまったという話を『やっちまったエピソード』として

「本当に思った通りのことを言っちゃだめよ。」

と話していました。

 

その当時の空気感もあったんでしょうね。

 

そして褒めたり期待をかけることでプレッシャーになってはいけないという気遣いもあったんだと思います。

 

でも子供の頃ははっきり言ってくれないとわからなくて、

「ピアノ毎日練習してるけど、うまくならないっていうことは才能がないんだろうな。」

と思ったり、

「偏差値の高い学校に行くことはかっこいいことだけど、親はそれを期待している風でもないな。」

とか思ったりしていました。

 

もうずっと大人になってから

「にゃーは〇〇高校に行けるかと思ってたのに!」

と言われたことがあり、

「そんなに期待してくれてたんだったら、その当時に言ってくれたらよかったのに。」

と思いました。

 

それで、にゃー将軍がチャプちゃんを褒めて育てたいと思っている理由が他にもあって、それが旦那がにゃー将軍のことをすごく褒めて、にゃー将軍を調子に乗らせてくれるのですが、それがとっても楽しいのです。

 

生活の中の些細なことですが、例えばこの前も、日中のチャプちゃんが遊んでいる様子と一緒に秋の空の写真をLINEで送ったのですが、

「にゃーちゃんはセンスがあるね!」

とか言ってくれるのです。

 

 

それから、この前たまたま近くのスーパーで野菜と果物のスムージーについての本を衝動買いしたのですが、にゃー将軍としては

「スムージーならチャプちゃんも飲んでくれるかもしれない。これで今までの野菜不足を一発逆転だ!」

というつもりでした。

 

それを聞いて旦那は

「にゃーちゃんはいつも生活を改善する為のことを考えてくれているんだね。偉いよ。ありがとうね。」

と言ってくれたのです。

 

なんかこうやって小さいことで褒めてもらえると、すごいやる気がでて頑張れちゃうのです。

 

にゃー将軍の親にとっては

「調子に乗ったらオシマイ」

だったのでしょうが、今のにゃー将軍としては

「調子に乗ることこそが人生の喜びでは?」

ぐらいに思っています。

 

まぁ調子に乗りすぎて人を見下すとか、努力をしなくなるようになったら確かにオシマイなんですが、なんかもうちょっと得意になって喜んでる時間を持ってもいいのではと思っているのです。

 

終わりに

 

そんなわけで、にゃー将軍にとって色々とヒントとなるようなことが書いてある本でした。

 

にゃー将軍の感想は特殊かもしれないので、気になる人は読んでみてくださいね。

 

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