こんにちは、3歳のチャプちゃん・0歳のキューちゃんの母親業奮闘中のにゃー将軍です。
にゃー将軍の母校であるN中学校の同窓会が企画されていると、つい最近声をかけてもらいました。
この中学、なかなかの不良中学として地域に名を轟かせていました。
授業中、パリンパリンと窓ガラスが割られる音が段々近づいてくると、授業をしていた教師が「ムムっ!」という感じで慌てて教室を出て行って、そのまま自習になるということが1度や2度でなくありました。
高校に進学したときにはクラスメートがみんな大人しく、特に男子が物静かな子が多かったので、
「この高校の男子、暗くない?」
と言ったところ、
「えっそう?」
と返されたのでした。
後からわかったことですが、にゃー将軍の思う「普通の男子」がかなりヤンキー寄りだったので、高校では男子も女子も真面目な子ばっかりなように感じていたのでした。
そんなにゃー将軍の中学校について書きます。
エピソード
小学校でタバコ
にゃー将軍の不良との出会いは小学校でした。
ある朝登校したら、校庭の隅っこの方のグミの木の近くで不良2,3人がヤンキー座りでタバコを吸っていました。
今思えば小学生の前でタバコを吸ってイキるなんて、ダサさの極みすぎて笑うんですが、当時のにゃー将軍はその不良たちの思惑通り、
「悪いことをしているお兄ちゃんたちだ!」
と震え上がって目を合わせないようにしたのでした。
ちなみににゃー将軍はそのグミの木の実を食べたりしていたことを今思い出しました。
貯水タンクに死体
にゃー将軍には10歳上の兄がいて、私の通う10年前に兄もその中学に通っていました。
その兄によると
「N中の貯水タンクには死体が浮いていた」
という噂があったそうです。
にゃー将軍がゾッとして、
「え、それっていじめってこと…?」
と聞いてみると、
「いや、ヤンキー同士の抗争らしいぞ」
とのことでした。
なんだかいじめよりはマシな気がしました。
ピアス
にゃー将軍の在学時、ピアスの穴を開けるのが流行っていました。
やり方は名札の安全ピンをライターで炙って消毒して、それを耳たぶにぶっ刺す、というシンプルなものでした。
穴を開けたらしばらくはピアスを付けっぱなしにしないと定着しないのですが、それに丁度いい18金のピアスがなんとか先輩とか誰々くんのお姉ちゃんとか、なんかそういうよく知らない人がいらなくなった物が回ってきて、それを付けさせて貰っていました。
前に育児猫さんの記事でピアスの穴を開けることについて書かれていましたが、にゃー将軍は親がどう思うかなどは考えもせず、「一緒に開けよ♡」「開ける開ける!」と勢いで開けてしまったので、他の人のコメントとのギャップに
「アラ、育ちの悪さが出ちゃったわ」
と思ったものです。
合唱祭の壇上で電話
ある年の合唱祭、にゃー将軍のクラスはそれなりに練習を重ね、結構仕上がった状態で当日を迎えたのですが、「クラスみんなで一致団結して素晴らしいハーモニーを!」みたいな中学生らしいひたむきさを一気に興醒めさせる出来事がありました。
それが特に問題児の多かった7組の歌唱が始まってすぐのことでした。
みんなが歌っている中、あるヤンキーの女の子が壇上でおもむろに携帯(当時のことだからPHSかな?)を取り出し電話をかけ始めたのです。
かけた相手は客席に座っていた別のクラスのヤンキーの女の子でした。
「もしも〜し。今何してんの?」
「合唱祭きてる」
「マジで? 私今歌ってんだけど〜!」
「チョーウケる〜!」
みたいな感じでした。
歌声をかき消す大きな声での電話のやり取りをホール内の全員が聞くことになりました。
何が楽しいねんという感じですが、なんかまあぶち壊したかったんでしょうかね〜。
ヤクザの修行
これは高校に上がってからの話ですが、中学のときの仲良しの男女でよく遊んでいたのですが、ある男の子(Mとする)が遊びに顔を出さなくなったんです。
それで、
「最近M見ないけどどうしたの?」
と聞いてみたところ、
「あっMはね…、本当のヤクザになる為に修行に行ったんだよ!」
と言われました。
なんだかつっこみどころ満載だったのですが、なんとなく深入りしない方が良さそうだと、それ以上のことは聞きませんでした。
Mくん以外にもヤクザになったらしいという噂の同級生は何人かいるのですが、ヤクザとしての活躍(?)は全く知りません。
ただ、幼稚園・小学校・中学校と一緒だった子がヤクザになったらしいと聞いたときには、確かに中学の時ぐらいには怖い外見になってたけど、幼稚園の時なんかすごい可愛くて一緒にお歌を歌ったのになぁ…と思うにゃー将軍なのでした。
終わりに
2、3年前の話ですが、にゃー将軍が体がバキバキに疲れていたのでマッサージ屋さんに行ったときのことです。
施術してくれたマッサージ師さんと世間話になり、にゃー将軍が生まれも育ちもここら辺だということを知った、年齢の近いマッサージ師さんが
「どこ中出身ですか?」
と聞いてきました。
二十歳ぐらいならまだしも、40手前の人が出身中学を聞くなんて、まだまだ青春してやがる…と思いながら、
「N中ですよ。」
と答えたところ、
「えっ!? N中って…あの、ちょっと悪いとこですよね…」
と言われました。
いまだにそういうイメージを持たれているようです。
でもそのマッサージ師さんが念頭に置いているのは20年以上前のことでしょうから、今どうなっているかはわかりません。
タイトルの割にしょうもない話しか出てきませんでしたね…。
以上でございます。
ブックマーク、ブックマークコメント励みになります♡