こんにちは、1歳9ヶ月の愛娘チャプちゃんの育児奮闘中のにゃー将軍です。
ファミマの焼きいもが美味しいという話です。
耳鼻科とファミマの焼きいも
去年の年末から耳鼻科通いしているチャプちゃんです。
この間も耳鼻科に行って耳垢をとってもらったり鼻を見てもらったりしました。
階段を上ったところにあるクリニックに通っているのですが、チャプちゃんは階段の前で泣き出すようになりました。
昔は鼻を吸われて初めて泣いたり、先生の前に座らされたときに泣いたりしていましたが、前回は「次の方~」と呼ばれたときに泣き出したし、段々勘が鋭く状況把握ができるようになっているようです。
耳鼻科で消耗した後、薬局には子供向けにシールが置いてあり、それで遊んで調子を取り戻したチャプちゃん。
帰りに何か昼ご飯を買って帰ろうとしたところ、ファミマの前に「焼いも」ののぼりが立っており、思わず立ち寄りそこでお弁当と焼いもを買って帰ることにしました。
ところが、帰り道ベビーカーでギャン泣きを始めるチャプちゃんに「どうしたの、歩きたいの?」とたずね、ベビーカーから下ろしたところ、スタスタと公園の方角に歩いていこうとしました。
にゃー将軍の家の周りには公園がたくさんあって、6か所ぐらいをその日の気分でまわっています。
毎日同じ公園に行っているならまだしも、歩く道も色々と変えているのに、この道を行った先に公園があることを覚えているのか!?どうなのか、定かではありませんが、とにかく公園に寄らざるを得なくなってしまいました。
その公園は林の中に散策路みたいな階段があって、そこを登っていくチャプちゃんを追いかけて行ったのですが、にゃー将軍はさっきの耳鼻科での対応やベビーカーとチャプちゃんをかついで移動したことで汗だくで、コートを脱いでいたのですが、ゆっくりと日陰の散策路を歩いていると急に寒くなってきて、ベビーカーに置きっぱなしにしていたコートを取りに帰りたいとチャプちゃんに提案するも無視され、階段を登りました。
そして階段を上がった上に広場がある作りになっているのですが、そこでにゃー将軍は嫌な予感がしてきました。
というのも、この公園の広場の端っこに黄色い蜜柑のなる大きな木があって、それが原因で毎回チャプが大騒ぎをするのであります。
どういうことかと言うと、チャプちゃんがその蜜柑を取ってほしいと要求してくるのです。
元はと言えば、去年の秋にはこの黄色い蜜柑はにゃー将軍が頑張ってジャンプすれば実がもぎ取れるぐらいの高さでした。
それで、どうしても欲しがるチャップの為に一肌脱いで渾身のジャンプで一個取ってあげたのでした。
でも公園の木だし本当はそういうことはしちゃだめだったかもしれませんが、沢山なっていたし、黄色くて酸っぱいだろうし(関係ない)、まぁまぁ大目に見てもらえないかと言い訳をしながら帰ったのでした。
その日のチャップは黄色い蜜柑を手に入れてご機嫌で、帰って冷蔵庫の野菜室にしまったり、帰ってきたパパに見せたりしていました。
そんなことはしなければよかったと今では思っています。
それからしばらく経って、またその公園に行ったとき、まだあの黄色い蜜柑がなっていたのでした。
「実がなっている期間が長くない?」と思ったのですが、誰かが収穫するわけでもない蜜柑はずっとなりっぱなしなようでした。
そして今度は、実がなっているのは少し高くて届かないところだけになっていました。
でも前回取ってもらったことを覚えているチャップは頑としてぎゃーで、「手に入れるまではこの場から離れない」というような覚悟をしているようでした。
にゃー将軍はジャンプしたりしてそれでも届かない様を見せ、「ママでも届かないの、無理なの」と説明しましたが、「なんとかしろ」という表情で泣くのでした。
それでしばらくぎゃーぎゃー騒いだあと、もうどうしようもないので、チャップを担いで帰ったのでした。
そういった思い出を思い出し、「あれから年を越したけどあの黄色い蜜柑はもしかしてまだなっているんだろうか、なんとなくまだありそうな気がする・・」と思いながら、階段を上り、黄色い実がちらっと見えて「あぁ・・」と思ったのでした。
最初は遊具で遊んでいたチャップですが、ふと気づいたのかまたあの黄色い蜜柑のなる木に向かっていきました。
そして案の定蜜柑の方を見ながらギャーギャー騒ぎ始めました。
でも前々回よりも前回よりもなっている蜜柑の数は減っていて、前回よりも更に高いところにしかなっていませんでした。
蜜柑って下の方から順に熟していくのかな?
熟したものから下に落ちているのかな?
地面に落ちている蜜柑は一つもないのですが、それは誰かが掃除してくれているのかな?ありがとうございます。
もう多分ジャイアント白田さんでも届かない高さでした。
それで、その日も結局はチャプちゃんを担いでもと来た道を引き返し、もう帰ろうとベビーカーを置いていたところに戻りました。
ベビーカーのそばのベンチには、さっきはいなかった小さいおばあさんが二人現れていました。
ベビーカーに乗せようとするとぎゃーっと騒ぎ、身をよじらせて抵抗するチャプちゃん。
「あらあら帰りたくないのね」「まだ遊びたいんだ」とおばあさんたちから黄色い歓声が上がりました。
傍から見ているとお母さんの言うことを聞かないちびっこって微笑ましくて面白いですよね、私も見るだけだったら大好きな光景なんですが。
諦めて地面に下ろすと今度はブランコで遊びだすチャプちゃん。
それにしばらく付き合って再度ベビーカーに乗せようとすると、また抵抗するチャプちゃん。
「あ~帰りたくないんだ」「まだ遊びたいのね」と色めきだすおばあさんたち。
でもこちとらいつまでも付き合うわけにはいかないのです、お腹が減ってるんだから、焼きいもが食べたいんだから。
そこで、最後の手段の抱っこ紐を装着していると二人のおばあさんたちが帰るようでバイバイと手を振ってくれました。
手を振られると必ず振り返す愛想の良いチャプちゃんに、おばあさんたちの明るい笑い声がこだまし、その隙ににゃー将軍はチャップを確保、抱っこし帰路に就きました。
なんの話だっけ?って感じですが、焼きいもの話なんです。
そんなこんなで寒空の下1時間ぐらい経っていたと思うんですが、焼きいもがまだ温かく、本当に美味しかったのでした!
熱すぎるとチャプちゃんが食べられないからむしろちょうどよかった!
半分こした分をチャプちゃんも集中して一気に完食。
気に入りすぎて、翌日も今度は成城石井で焼きいもを買いました。
ファミマの方は写真を撮り忘れたけど、成城石井のはこんな感じ。
どっちも美味しかったけど、ファミマの方が安かったし皮離れがよくって食べやすかったのでタイトルはファミマとしました。
ファミマのは税込みで¥230、成城石井のは税抜きで¥298でした。
おしまい
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