こんにちは、にゃー将軍です。
このニュースが本当にショックでした。
1歳の愛娘チャプちゃんが熱を出して夜ぐずって寝てくれないので、夜中から朝方にかけて抱っこ紐で抱っこして家をぐるぐる回りながら、このニュースのことを思い出しては悲しい気持ちになっていました。
妊娠8ヶ月といえばもう随分赤ちゃんと一緒の時間を過ごしていて、安定期に入っているし胎動も感じているだろうし、きっと会えることを楽しみに話しかけていたりしたんじゃないかなと思うと、悲しくて悲しくて。
医療が逼迫していることは知ってはいましたが、あぁそんな状況にまでなっているのかとぞっとしました。
自分の出産のとき
私がチャプちゃんを出産したときは31時間の難産だったのもあり、普通は一人の医師が担当してくれるところ二人の医師が見てくださいました。
その他看護師さんや助産師さんたち複数人でサポートしてくれて、生まれた直後からチャプちゃんの様子は小児科医の先生が見てくださいました。
チャプちゃんは長い分娩の間に羊水の中の自分の便を吸い込んでしまうという「胎便吸引症候群」というものになってしまい、生まれた翌日から一週間NICUに入院しました。
その時も緊急事態宣言中だったので、面会は色々と制限がありましたが、一人の赤ちゃんに一人、と言ったら大げさかもしれませんが、そう思うぐらいにたくさんの看護師さんたちが24時間体制で見守ってくれていて、私は本当に不安を感じることなく安心して預けることができました。
妊娠8ヶ月の早産の場合の生存率も通常の医療が受けられれば95%以上のようです。
普通であれば助かっていた赤ちゃんが亡くなってしまった・・。
このニュースはにゃー将軍に自分の行動を省みさせ、変えさせる衝撃がありました。
何か、何か自分にもできることがないかと考えましたが、結局自粛するぐらいしかないと思い至りました。
ヘルパンギーナ
冒頭にチャプちゃんが熱を出したと書きましたが、「ヘルパンギーナ」と診断されました。
一応コロナのPCR検査もしてもらい、陰性でした。
コロナだったかもしれない、それにヘルパンギーナにしたって家にこもっていれば突然発症するわけはなく、どこかでもらってきたものと考えられます。
熱がでた前の週の行動を振り返ってみると、2回育児支援施設で30分~1時間ほど遊んだのと、歯医者に行ったのと、週末に空いている時間を見計らって家族でカフェに行っていました。
にゃー将軍的には、これぐらいなら大丈夫でしょ、許して、というラインでした。
でも、これぐらいでもダメだったんだ。
今回はたまたまヘルパンギーナだったからラッキーなだけで、コロナだったとしてもおかしくないと思うし、そうなるとチャプちゃんと毎日超濃厚接触してるパパチャップとママチャップは当然うつって家族3人で自宅療養は確定していたと思います。
子供がいたらもう運ですよ。
↑そう思います。
イベントはもう全部中止するべき
今からでもいいからパラリンピックは中止にして、甲子園もフジロック(もう終わってた)もその他全部、国から禁止する感じにはできないんでしょうか。
私、スポーツも音楽も大好きですし、オリンピックが始まる前はオリンピックをやるかどうかでそんなに感染状況に違いが出るかな?と思っていました。
でも、西浦教授は以前からオリンピックは中止すべきと一貫して仰っていましたね。
↑の記事でも、オリンピック開催による直接的な影響よりも、オリンピックをやることによるお祭りムードのことや、問題なのは家で大人しくオリンピック観戦しているような層ではないということも語っていました。
「全く何もイベントをしない状態」と「ただ一つオリンピックというイベントをやる場合」とを比べてそんなに変わらないんじゃないかと思っていたんですが、オリンピックをやるとなるとそれよりも規模の小さいイベントなら当然やってよしということになるし、そうなると色んなイベントが決行になるわけで、そういうことなら「全く何もイベントをしない状態」と比較すべきは「各地で様々なイベントが行われる場合」であって、それなら当然ながらイベントなんてやらない方がずっと安全ですよね。
はてブでもオリンピックは中止すべきという意見はたくさん見かけましたが、「そもそもスポーツが嫌い、オリンピックなんてやってても見ない」という人が反対している印象を受けましたが、にゃー将軍はスポーツも大好きで見ていて熱狂するし元気をもらうし恩恵を受けている人間です。
だから、中止だなんて本当に心苦しい。
でも赤ちゃんが医療を受けられずに亡くなっているような状況で、「楽しいイベントは楽しみつつ」ってやってる場合じゃないんじゃないですか。
病院の中は本当に戦時中みたいになっているのに、街では平和ボケした人たちが感染を広げているのってなんか気味が悪いと思います。
デルタ株がヤバいんであって、みんな十分自粛してるよっていう意見もありますが、ウイルスがヤバ変化したのであればこっちも対策を強化しないと追いつかないじゃないですか。
瀬戸際の瀬戸際とか、分水嶺とか、色んな言葉で自粛を求められてきましたけど、今が本当に一番の正念場なんじゃないですか、その時にまだ大勢で飲んだり旅行したりしている人たちにも今がマジでやばいんだとわかってもらうためには、申し訳ないけどとにかくすべてのイベントを禁じてテレビも東日本大震災のとき並みにポポポポーンを放送しまくったりして、緊急事態感を演出しないといけないんじゃないかと思うんです。
この間、尾身会長が今までは飲食店側に休業などの要請しかしてこなかったところを、法を整えたりもしくは今のままでも、個人に対して規制をかけることについて言及されていましたが、これももうやるしかないのではないかと思います。
ガースーのパッションが見たい
政治に疎いので全然わからないのですが、政治家って何が得意で今のポジションにいるんですかね。
官僚は東大出身の超エリートがかためているとか聞きますが。
コロナ対策に関しては、専門的なことは専門家が助言をくれて、具体的な作戦は官僚が色々と考えてくれて、色んな立場の人のバランスを見ながら物事を決定する。
それを情熱をもってわかりやすく国民に伝えるのが腕の見せ所じゃないんですかね。
ドイツのメルケル首相とか、イギリスのジョンソン首相とか、なんか訴えに心を動かす感じがあると思います。
あの悪名高きトランプ元大統領だって「Make America Great Again!」ってわかりやすかったですよ、この人なら何か破天荒な方法でうまいことやってくれるかもしれないっていう高揚感を感じる気持ちはわかるような気もします。
ガースーももうちょっと情熱をこめて「あとちょっと自粛頑張ってくれ、デルタはマジでほんとにやばいんや! 高齢者は9割近くワクチン打ったし、その他のみんなもあと1,2か月で打てるから、そしたらぱぁ~っとはしゃいでいいからあともう少し!!!」って言ってくれた方がわかりやすいんじゃないかなあ。
(こんなんじゃだめか、だめだな)
ワクチン接種率を自粛終了の目安に
全国民のワクチン接種率が◯%になったら自粛終了、どんちゃん騒ぎオッケーっていうのはどうですかね?
何%にするかは勿論専門家の方々に決めてもらいます。
テレビでも「今日で64%になりました!」とか言ってあとちょっと感を出す。
すごいいいアイデアじゃね?と思ってパパチャップに開陳してみたところ、「ワクチン打ちたくない人にプレッシャーかけることになるからまずいんじゃない?」と一蹴されました。
でも何か、もうそろそろゴールが欲しいと思いませんか?
自粛疲れしてる身としては今までもずーっと自粛してたのにいつまで続くのという感じで、ゴールが見えればあと少し頑張れそうな気がします。
ともかくできるのは自粛すること
色々書きましたが、30代の妊婦という自分と年齢も境遇も似た人のニュースで身を引き締めることになったので、育児支援施設もカフェも落ち着くまで行かないことにします。
医療従事者の方々が本当に死に物狂いで頑張ってくださっています、ワクチン接種もたくさんの方々の努力でどんどん接種が進んでいます。
一般人ができることはうつらない・うつさないこと。
早く、後ろ指さされずに言い訳することもなく自分がやりたいことを好きなタイミングで楽しめる世界になってほしいですね。
おわり