こんにちは、1歳10ヶ月の愛娘チャプちゃんの育児奮闘中のにゃー将軍です。
今日は私の夫、パパチャップのいいところを書くよ!
鉄のハートを持つ男
パパチャップとは職場で知り合ったのですが、職場でも「〇〇さんは鉄の心を持っている」とか、逆に「心がない」などと言われていました。
どういうことかと言うと、その職場ではお客さんを相手にあるサービスを提供していましたが、お客様を激怒させてしまったりしても、パパチャップはなんでもない顔をしてスッと出て行ってさっと事を収めてしまうことがよくあったのです。
「これ以上ミスがあったら解約しますよ」ぐらいのことを言われているお客さんを相手に、もう一回同じ凡ミスを繰り返したことが発覚したら、普通は「どんな顔して報告すればいいんだ」「なんでよりによって〇〇社でやっちまうんだ~」と取り乱したり、そのミスを仕出かした人物にキレ散らかしたり、とにかく多少動揺するかと思うのですが、パパチャップはその報告を受けても「おおぉ、それは確かにまずいね。」と落ち着いているのです。
相手が怒っていてもそれに自分はあまり影響されないのです。
スキルの高い謝り侍
それにしても、怒っている相手に謝りに行くときはさぞや厳しい空気が流れているんだろうなあと思っていたのですが、にゃー将軍、一度その謝りに行く機会に同行したことがあるのです。
どうするんだろうと見ていたところ、パパチャップは「この度は申し訳ありませんでした。」から始まり、事の経緯を事細かに説明し、どこでどうしてこの問題が生じたかを明確にした上で、どうリカバリーしてあって再発防止策はこうである、ということを丁寧に説明していました。
くだけた言い方にすると、
「この度はさーせんした。でね、何でこんなことが起きちゃったかっていうと、こうでこうでこうこうなんですよ。だからこうしてこうしてこうすることでもう絶対に同じことにはならないし、なんならこう仕組みを変えたことでああいう面でもこういう面でもより良くなりました。今後もよろしく☆」
という感じで、結局お客様からも「今後も頼むよ」と言ってもらっていました。
にゃー将軍が驚いたのはその冒頭の謝りのさらっとさです。
にゃー将軍が担当者だったら「この度は本当にもう・・ご迷惑をおかけし、謝ってももう信頼を取り戻すことは難しいと思うのですが・・もにょもにょ・・」と、怒らしてしまったことに対する怯えで平身低頭するばかりになってしまいそうなところですが、パパチャップは超さらっとしていました。
色んなお客さんとのトラブルを収めていたので、にゃー将軍は心の中で’謝り侍’と呼んでいたのですが、実際にはそんなに謝っている感じではなく、「別に普通の侍ですけど?」という感じだったのでした。
にゃー将軍との生活の中でも
そんなわけで、職場での謝り能力の高さを見せつけられていたのですが、その後付き合って結婚して一緒に過ごす中で、自分が怒っている当事者になった際には更にパパチャップの凄さを感じたのでした。
にゃー将軍とパパチャップはほとんど喧嘩になることはないのですが、にゃー将軍の方だけ一方的にキレて爆発することはたまにあるのです。
たまにあるのですが、何が原因だったかあまり覚えていません。
「麦茶を飲み干したら新しいの作っておいてよ」とか、「私が料理しているときぐらい、チャプちゃんが危ないことしてないかちゃんと見ててよ」とかそういうしょうもない生活あるあるだと思います。
で、にゃー将軍がブチギレると、パパチャップは全ての怒りを引き出して全部モロにかぶってくれるのです。
これがにゃー将軍にとってはとってもスッキリします。
「麦茶新しいの作ってよ!」
「はっ!そうか、俺が飲み干したらにゃーちゃんがいつも作ってくれてたんだね!」
「そうよ! あとね、脱ぎ散らかしたパジャマをソファに置きっぱなしにしないで!」
「はっ! またやっちゃったか!・・俺はなんて学習しない男なんだ・・」
「そう! あとね!・・」
と、にゃー将軍が思いつく限り溜まっている鬱憤を吐き出すと、それをすべてはっとした顔で受け止めて、謝ってくれるのです。
ゲボと同じで全部吐き出すとすっきりして、「・・まぁちょっとこっちも言い過ぎたけど。以後気をつけてくれたまえよ。」と雨上がりの空のように清々しくなるのでした。
「ちょっと文句を言うと夫の機嫌が悪くなるから、本当はもっと言いたいことあるけど我慢してる・・」みたいに言っている人を見ると、あぁそれは辛かろうなぁと思います。
我慢しているとそれが蓄積されていくからね・・。
世界の中心で生きている最強の自己肯定感
パパチャップは自己肯定感が高くて、前向きに幸福に生きている人です。
全てはきっとよくなると思っているので、何か努力をすることにも前向きに頑張れていて、いつもエネルギッシュです。
にゃー将軍もその影響を受けて、自分も色々と頑張ろうと思えます。
パパチャップはこのブログの熱心な読者ではありませんが、たまに読んでは「この表現いいね~」とか褒めてくれます。
パパチャップの自己肯定感の高さは義父母に大事に大事に育てられたことも影響していると思っています。
義母はパパチャップを産んだ以外に4回妊娠したのに流産や死産で元気に生まれてきたのはパパチャップだけだったのです。
中には出産予定日を過ぎてから胎内で死亡が確認されたこともあり、医者からその事実を聞かされた時には病院の窓から飛び降りたかったとも言っていました。
その話を聞いたときには「さぞ辛かっただろうなぁ」と思っていましたが、実際ににゃー将軍も妊娠・出産を経験して、本当に「辛い」という表現だけでは言い表せない経験だったのだろうなと思っています。
だから、パパチャップより年下のにゃー将軍が言うのもおかしな話ですが、たまに「あなたが無事に生まれて来て本当によかった」と言っています。
その他にも
その他、にゃー将軍の細かいボケにいちいち突っ込んでくれるところや、突然「おっさかなくわえたドラ猫〜」と歌い出してもすぐさま「チャッチャラッチャ〜♪」と伴奏を入れてくれるところなど素敵なところがたくさんあるパパチャップです。
そんなパパチャップと一緒にこれからも楽しくチャプちゃんを育てていきたいと思っています。
おわり
ブックマークありがたいです。