こんにちは、3歳のチャプちゃん・0歳のキューちゃんの母親業奮闘中のにゃー将軍です。
今話題になっているジャニーズの性加害問題について、にゃー将軍の思ったことを書いておきたいと思います。
テレビの影響力の大きさ
にゃー将軍がジャニー氏の性加害について初めて聞いたのは何かネットの記事だったと思います。
その時にはショックだったけど、ごく少数の人がなんか人によってはセクハラと感じるようなレベルのことをされただけかなぁと勝手に思っていました。
それからまた何年か経って、今度ははてブでそれについての記事がホッテントリに入っているのを見て、こちらは結構詳細な記述もあったし、裁判になって加害があった事実が認められた判決も出ているというのを読んで、ゾッとしてしまいました。
それでも、何だか半信半疑のような気持ちがありました。
それはやっぱりテレビで報道されていなかったからだと思います。
そんなに悪いことをしている人が、何のお咎めもなしに活動を続けられるわけがないと思ったからです。
だって不倫とか失言でも仕事を失ったりするのが芸能界じゃないですか。
事が大々的に報道されていたとしたら、批判が相次いで失脚しているはずだと思いました。
テレビのメディアが報道しなかった理由として、ジャニーズを敵に回すとジャニーズのタレントを出演させられなくなり、視聴率が落ちるから、というのが言われていましたが、「そんなことってあるかなぁ…?」と思っていました。
被害者の気持ちを思うと苦しい
しかし、今こうして性加害が事実であってしかも本当にたくさんの被害者がいるということがわかって、テレビがあえて報道してこなかったということもはっきりしてくると、本当に長く時間がかかったなぁと被害者の方たちは相当辛い思いを味わわされてきたのだなぁと気分が悪くなります。
被害自体も辛いのに、訴えても無視され続けてきたことというのは、より一層傷をえぐられるような辛さがあると思います。
学校でいじめられていることを担任に訴えたのに、何も対応してもらえず、いじめが続くみたいな辛さかと思います。
悪い奴は逃げおおせる
ジャニー氏が死んでからどんどん追求されるようになって、どんどん騒ぎが大きくなるのを見て、にゃー将軍はなんかヒットラーみたいだな、と思いました。
罪もない人を沢山沢山死に追い込んでおきながら、自分はあっさり自殺したヒットラーに対して、「みんなは恐怖に震えて、痛かったり苦しかったりして死んでいったのに、あなたはいいですね、自分の好きなタイミングに自分の好きなやり方で死ねて。いいご身分ですね。」と思います。
悪い奴の死に際としてすっきりするのはマリー・アントワネットですよね。
権力者による犯罪を許すな
もう何年も前の話ですが、外国で性犯罪の被害者が名前も顔も出して被害を訴えていて、それを多くの人がプラカードを持ったりして応援しているのをニュースで見たことがありますが、その時は「日本とは随分違うな」と思った記憶があります。
その当時はそれを日本でやろうとしたら誰も応援してくれないだろうし、「哀れな人」のレッテルを貼られるだけだろうと思いました。
それから何年経ったかわかりませんが、その頃と比べると多少は日本もマシになってきたように思います。
にゃー将軍的には、やっぱり伊藤詩織さんの美しく毅然とした態度が世間に与えた影響というのは大きかったんじゃないかと思います。
でも被害者がみんな伊藤さんほど賢く美しく強いわけではありませんから、弱い人でも理不尽な目に遭ったときに訴えられる社会、周りの人たちが聞く耳を持って場合によっては協力したり応援したりする社会になるといいなぁと思います、日本にはまだその余地が結構あると思います。
このジャニーズの問題をきっかけに日本社会が権力者に寄り添うのではなくて、悪い事は悪い、ダメなものはダメとはっきりできるように変われるきっかけになったらいいと思います。
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