こんにちは、3歳のチャプちゃん・0歳のキューちゃんの母親業奮闘中のにゃー将軍です。
にゃー将軍は月に一回か、二月に一回ぐらいは家族を連れて実家に行っています。
孫を連れていくことが親孝行になると考えているのと、色んな物が貰えるしご飯やお茶を出してもらえるし、子供たちと遊んでもらえるのでこちらとしても楽しいから行っています。
それが、先日また行こうと思って電話をしたら父が出て、
「お母さんが調子が悪くってずっと寝てるんだ。」
とのことだったのです。
そして話を聞いてみると、もう二週間ぐらい寝て過ごしていると言うのです。
病院にも行って、何日か前に精密検査を受けていて、電話をした翌日に検査結果が出るということでした。
電話を母に代わってもらいましたが、確かに元気のない声で、検査結果を聞きに行くぐらいは一人でできる、とのことでした。
その晩、にゃー将軍は思いのほか気分が下がってしまいました。
70代後半でもう高齢ですから調子が悪いことだってあるのはわかっていたつもりでしたが、そういう年なだけに
「もしかしたらお別れへのカウントダウンが始まってしまうような感じの病気かもしれない…」
と思ってしまい、どんよりしてしまいました。
夫にも話して、義両親とも電話でお話しました。
義両親はある新興宗教の熱心な信者なので、母の為に祈ってくれました。
にゃー将軍は今子供が3歳と0歳なわけですが、なんとしても子供が成人するまでは生きていたいと思っているし、子供が30歳ぐらいまでは生きていられるような気がするし、でも子供が40歳までは望みすぎかなという気もしないでもないし、でもなんだかんだ孫の顔が見たいなぁとか思っています。
自分の親に関しては、もういつ亡くなっても仕方ないと思えるような気がしていました。
孫の顔も見せられたし、もっと長生きする人だっているけど、もっと若くて亡くなる人だっているんだから、今すぐ亡くなったとしても早いと嘆くほどではないように思っていました。
でもだからと言って覚悟ができているわけではなかったんだなぁと思いました。
母が100歳だったとしたって、先月には元気だったのに今月元気がないとなるとショックを受けるものなのかもしれません。
まぁそんなわけで、にゃー将軍は結構深刻に心配していたのですが、検査結果はパーキンソン病疑いということでした。
そしてこの間チャプちゃん・キューちゃんを連れて実家に行ってきました。
夫は「自分が行っては気を遣わせてしまうから」と行きませんでした。
で、どうだったかというと全然元気だったのです。
話を聞くと、
「最初は喉が痛くて病院に行ったら薬を出されて、それを飲んで喉は良くなったけど、体がしんどいのは治らなくて、めまいもするから相談したら『めまいの薬はありません!』って断られたのよ! それで血液検査もしたんだったかな?で、なんでもないって、今度はMRIをやりますって予約してくれたんだけど、それが月曜日ね。行ってみたら『どこでやります?』って聞かれるのよ! 私てっきりその場でやってくれるんだと思って、もう疲れちゃうからどこそこでやりますって言ったらその日にできて、で、もう~~長いのよ! 30分ぐらい同じ姿勢しなきゃいけなくって!! もうそれで何とか帰ってきたんだけど、それからもうずっと腰が痛いの! で、結果はパーキンソン病? になってるんだかなりそうなんだかで。それより腰が痛いんですって言っても『それはどっか違うところ行ってください!』って言われちゃって! もう、全然こっちの期待とすれ違っちゃってるのよ!」
って感じで、結局どこが悪かったのか、本当にパーキンソン病なのか?、今結局腰が痛いだけなのか、なんだかよくわからないのですが、とにかく元気そうでした。
もうね、理路がしっちゃかめっちゃかで。
実の娘でも「???」な感じなんですから、それを相手にしなきゃいけないお医者さんも大変そうです。
それでいて母の中ではお医者さんは話が通じないって感じの認識のようです。
チャプちゃんが生まれたばかりの頃から感じているのですが、母は言葉が足りなくて、でも本人としては完全に伝えたつもりで、なので伝わっていなかったことが判明した時点で相手がちゃんと聞いていないからだと怒るようなことがあるのです。
母「あとであれしよっか。」
にゃー「・・(あれとは?)」
一時間後
母「じゃあそろそろあれしようか。」
にゃー「あぁ!あれってあれのことね!」
母「だから最初っからそう言ってるじゃないの!」
みたいな感じです。
まぁ、頭も体もガタがき始めているということなんでしょうか。
チャプちゃんがピアノを習い始めたので、実家から我が家にピアノを移送しようと思っているのですが、それの代金を母が持つと言い出したので、
「いいよ、そんな。パーキンソン病の人に出してもらわなくてもいいよ。」
と言ったところ、何がおかしかったのかガッハッハと大爆笑して、
「え? パ、パーキンソン病の人に? 持ってもらわなくてもいいって? ふふ、はっはっははっは~~~!!」
としばらく笑っていました。
こんなしょうもないことで笑えるぐらいならまだ当分元気そうです。
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