こんにちは、3歳のチャプちゃんと0歳のちびチャプちゃんの母親業奮闘中のにゃー将軍です。
3年前に初めての出産をしたときは、痛すぎて途中で無痛分娩にしてもらいました。
先月二人目を出産したときは、病院の都合もあり自然分娩でした。
結論から書くと、無痛分娩で麻酔をしたにもかかわらず、一人目の出産の方が痛かったし辛かったです。
どういうことかを書きます。
一人目が辛かった理由
時間がかかる
にゃー将軍の場合、初産での出産に31時間かかりました。
陣痛が自然にこなかったので、バルーンと陣痛促進剤を使ってのお産となりましたが、想像以上の痛さに嫌になってしまいました。
「令和の日本で、こんなに痛いことがあるのか」
という気持ちでパニックになってしまい、ちょっと一旦落ち着かないことには分娩に正面から向き合えないような気がして、どうしても痛みを取り除いた状態で一旦仕切り直しがしたいと思いました。
しかし、陣痛というものは始まってしまったら産み切るまで終わらないもので、走り出したら最後の片道切符だということを悟るのに時間がかかりました。
だって、日本に住んでいて何をやるにしても、「ちょっと待って」と言えば待ってもらえるし、「やっぱやめるわ」と言えばやめさせてもらえるじゃないですか。
「いや、待てないし、頑張らないと終わらないよ?」
という感じだったのですが、
「痛すぎて頑張れないよ!!!」
という気持ちでいたので、今思えばですが、分娩を前に進めるメンタルではありませんでした。
まぁいきむのは最後の最後なので、痛みに耐えるだけでもお産は進むはずなのですが、私の場合は全然進みませんでした。
そして私以外の人にとっても初産というのは時間がかかるもので、それに比べて第二子以降は半分ぐらいの時間で済む人が多いようです。
怖い
そしてこれが一番大きな要素かもしれませんが、初めてのお産というのがとても怖かったです。
痛みにしてもこれがマックスなのか、これよりももっと強くなるのか、どれぐらい強くなるのか、それがわからないので本当に先が見えなくて恐ろしかったです。
そして赤ちゃんが健康で生まれてくるのかとか、生まれたばかりの赤ちゃんがどんな感じなのかもわかりません。
助産師さんには
「生まれた赤ちゃんを抱っこしているところを想像して!」
と声を掛けられましたが、全然リアルに想像できませんでした。
和痛分娩だった
にゃー将軍が出産をした病院での無痛分娩とは和痛分娩というもので、痛みをいくらか減らすけれど全くなくすというわけではないものでした。
本当に全く痛くない無痛分娩というのもあるようで、その場合「分娩中に寝てしまった」とか、「分娩中も普段と変わらない感じで家族と世間話をしていた」とかっていうことを聞きます。
「陣痛の波がわからないので、どこでいきんでいいかわからなかった」というのも聞いたことがあるし、同部屋の他の妊婦さんを見て、「運ばれてきたときには痛みでぎゃーぎゃー騒いでいたのに、麻酔を打たれた途端スンと静かになった」と言っている人もいました笑
とにかく、にゃー将軍が経験した和痛分娩は麻酔が効いてるんだか効いてないんだかわからないぐらい、結構痛かったのです。
何度もナースコールを押して、「麻酔が効いていません」「麻酔が切れたようです」と訴えたのですが、「麻酔が効いてこの状態です。麻酔なしならもっと痛いんですよ。」と言われて、次回産む機会があるなら本当に痛くない無痛分娩の病院にしようと思ったものでした。(結局同じ産院で産んだけど)
二人目が楽に感じる理由
一回経験している
やっぱりこれに尽きるのですが、「すごく大変だったけど無事に産んだことがある」というのが二人目のときには大きな力になりました。
分娩にかかる時間は前回よりは短くなるだろうし、麻酔をしてもすごい痛かったから麻酔をしなくても案外変わらないんじゃないかと思っていました。
実際自然分娩をしてみて、麻酔によって和らいでいる痛みは二割か三割ぐらいだったんじゃないかなあと思っています。
二割減っている痛みが長時間続くよりは、十割の痛みだけど短時間で済む方が気持ちは楽でした。
それから前回の経験で後戻りはできないことがわかっていたので、どうせ滅茶苦茶痛いんだから、とにかく息を吐き出すことに集中して、なるべく早く終わらせちゃおうという気持ちで臨みました。
この、「痛みから逃げる」のではなくて、「痛みを跳ね返す!」みたいな気持ちになれたのは一回経験しているからできることでした。
それと、生まれた赤ちゃんの可愛さを知っているので、その赤ちゃんに会うためなら頑張ったろう!という気持ちを維持できました。
一人目は産むのに時間がかかりすぎたことも影響してか、赤ちゃんが胎便吸引症候群というのになってしまい、「自分が苦しい時間、お腹の赤ちゃんもしんどかったんだ…」というのを生まれてから痛感したのもあって、お腹の赤ちゃんの為にもスムーズにお産を進めたい、という気持ちもありました。
胎便吸引症候群の話↓
一人目に感謝
そんなわけで、自然分娩と無痛分娩(和痛分娩)ではやっぱり痛みの強さということでは無痛分娩の方がいくらかマシだとは思うのですが、一人目と二人目では圧倒的に二人目の方が色々な条件が有利なので、比較できない、ということです。
二人目を産んでみて、短い時間で涼しい顔で生まれてきた次女はとっても可愛いですが、それは一人目が頑張って開拓してくれた道があったからこそだと思うと、長女は本当に偉かったなぁと思います。
今日はそんなところです!
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